2016年8月竣工の新しい事務所は、静脈認証によるセキュリティや新たなCADルームなどの最新の勤務環境に加え、厚生棟では開放的な社員食堂や大浴場などの充実した休憩設備を備えています。

さらに大規模な地震や津波に耐え、屋上には社員全員が避難できるだけのスペースを確保。非常食などを備蓄する防災倉庫も備えており、社員が安心・快適に働ける環境を整えています。

▲社員食堂

▲防災倉庫

鋳物の材料を溶かす溶解工場では大型の溶解炉（キュポラ）から小型の溶解炉（高周波誘導炉）を複数台設備する形へと変更し、ばい煙の削減や電気使用量の効率化など、環境へ配慮しています。

また、材料を予め設定された比率で投入できる装置や戻り材の破砕から仕分けまでを自動で行う装置など、独自の自動化設備を備え、品質の安定とコストの削減を達成しています。

▲戻り材の自動仕分け装置

有枠水平割静圧自動造形型ライン、無枠水平割自動造形型ライン、無枠垂直割自動造形型ラインの3つのラインがあり、溶解工場から自動注湯装置により運ばれた湯が注ぎ込まれます。

▲映像とデータで製品の状態を把握

三次元測定機や磁気探傷機、金属顕微鏡などの検査装置をはじめ、各製品向けに最適化された検査システムを用いて、素早く、確実に検査を行います。

▲三次元測定器